はじめに
2024年11月5日(火)から、日経平均を対象とする先物オプションの取引時間が変更されました。この変更は、特に日中取引の時間帯や夜間取引に影響を与え、日頃投資活動を行っている方々にとって注目すべき情報となっています。この記事では、今回の変更内容と現在実施しているオーバーナイトシステムトレードにおける影響について詳しく解説します、ぜひ最後までご覧ください。
先物オプション取引時間の変更内容とその影響とは?
新しい取引時間の概要
2024年11月5日から適用される新しい取引時間は、日中立会と夜間立会の区分に変更が加えられました。以下に、今回の取引時間変更について簡潔にまとめました。
区分 日中立会 夜間立会
プレ・オープニング 8:00~8:45(NCPを含む) 16:45~17:00(NCPを含む)
オープニング 8:45 16:30
ザラバ 8:45~15:40 17:00~翌5:55
プレ・クロージング 15:40~15:45 翌5:55~翌6:00(NCPを含む)
クロージング 15:45 翌6:00
この変更により、取引可能な時間が長くなることから、投資家にとって柔軟な取引が可能になりました。
注目ポイント:ノンキャンセル・ピリオド(NCP)の注意点
ノンキャンセル・ピリオド(NCP)は、注文の訂正や取消が制限される時間帯を指します。特に、日中立会と夜間立会の開始前1分間および終了直前1分間が該当します。急激な価格変動が予想される場面で、この時間帯を見逃さずに確認することが重要です。
先物オーバーナイトシステムトレードにおける留意点
基本的にザラバ中(8:45~15:10・16:30~5:55)の取引をしないオーバーナイトトレードであるため、今回の取引時間の変更による影響は極めて限定的というか、ほぼ影響がないと理解いただいて結構です。
唯一の変更は、日々夕方に実施していたエントリー発注のタイミングが少し変わったことです。
物忘れの激しい私は、今まで16:00~16:30の間に翌朝6:00の引け成り取引の予約をしていたのですが、ナイトセッションの取引開始時間が、今までの16:30から17:00に変更になったことより、上記時間帯での発注作業が出来なくなり、今では16:40にアラームを設定し発注作業を完了しています。
もちろん、制度的には翌朝6:00に引け成り注文が出来れば良いので16:40~翌朝5:50の間に注文が出来ればOKなのですが、時間を決めないと発注漏れが起こるような気がしている次第です。
翌朝の決済注文に関しては、今まで同様、8:40くらいまでに出来ればいいので、私は7:10にアラームを設定し注文を完了しています。
まとめ
2024年11月5日からの先物オプション取引時間変更により、東京証券取引所としては、より多くの市場への参加者獲得を期待していると思います。この変更により、日本人の投資思考を盛り上がり、一人でも多くの投資家が豊かで幸せな生活を送られることを切に願っています。
参考サイト:楽天証券